(質問記事番号 【1467506】 投稿月 10月)
「××」さま
良い学校ですよね。中に入ってから伸び伸びとさせてやってください。でも英語はしっかりやらせてくださいよ。しろくまの友人がその学校の上の大学の教授をしているのですが、下あがりの子たちの英語力の弱さを嘆いていました~ 合格のあかつきには是非、英語をしっかりと学ばせてください。
よけいなお話をしてしまいました。すいません。
まず、是非、お子さんと膝詰め談判、してください。
きっとそういう子って、親子で「真剣な」受験の話をしていないのですよ。失礼ながらそういうことはなかったですか?
ま、このくらいできていたらよいか、これくらいの点数とっているからあんまりうるさくいわなくてもよいか… と、無意識に親もついついそういう姿勢で接してしまうと、子どもの意識もそうなっていきます。
あ、責めているのではないですよ。そうなるのは自然なんですよね。でも、今からの時期は、ちょっと辛口で迫る必要があります。何せ大学附属のところは人気もあって倍率が高くなります。ということはミスが命とり… いまのお子さんのようすだと、ミスも多発しやすい状況です。
ですので、
ちょとこれからは真剣にやってみようよ。お母さんもしっかり協力するし、家での学習時間も今までよりも増やしましょう。ミスが出るのは命とりだから、計算や漢字も毎日少しずつでよいからやろう~ ここまできたら合格してほしいしね どうかな、ちゃんとやってみない?
と、話してみてください。男の子は、実は発破をかけてほしいと心の中では思っている場合が多いのです。ちゃんと向き合って論理的にせまると男の子は必ず応えてくれます。
規則正しい生活をまずは徹底させましょう。それがあと一伸びの力を出します。
前にもレスしたのですが、まず生活の時間軸をしっかり整えましょう。毎日同じ時間に風呂、食事、休憩をつくり、その時間がきたら妥協せず勉強と生活のメリハリをつけます。
約束事として、細かいことはいわないけれど… と、前置きして、これだけはしっかりやろうね、と、せまってください。
時間がきたら勉強、時間がきたら風呂、食事、休憩…
で、淡々とした作業的な課題をしっかりとさせます。何時から何分間は漢字の書き取り、計算練習、理科の小5の復習… という具合です。
それからもしよければ大手塾の模試も受けさせて、自分の現在の位置をハッキリ本人に自覚させていく…
細かいお勉強は塾にまかせながら、家庭では規則正しさ、決められた時間の学習を徹底させるのです。
とくにそういうお子さんの場合は、すべての勉強に時間制限を細かく設定してください。これは何分、これは何分… 目の前に時計を置く、親も30分くらいは横にいてストップウォッチで時間計測… 勉強おわったよ、という報告を受けたら、ちょっとやったノートみせて、といいます。むろん小6の今の時期だと親がみてもわからない問題が多いかもですが、ポーズでよいのです。勉強の終わりに親がチェックしているな… と、思っただけで、ノートのまとめ方に力も入りますし、ていねいにまとめようと形も整います。形からまず入るとミスは減らせます。
すべての教科を同時にするのはたいへんな場合は、まず理科からしっかり復習させて、ノート作りをさせましょう。暗記分野と計算分野にわけて、しっかりと小5からまとめなおしさせてください。
成果が出やすくまとめやすいのが理科です。とくにお考えの志望校は、理科でしっかり点数かせいで算数のケアレスミスなどの補填をさせる作戦は有効です。
こんな感じのせまり方でどうでしょう。何か追加質問があればどうぞ。