日別アーカイブ: 2010/03/08
個別相談 2-056 公立一環校志望だが、塾に対策コースがない (小6)
「××」さま
公立の一貫校、という、新しい中高教育の試みの中で、いわば新しい「受験」が生まれました。
塾のほうも、対策に苦労はしていると思います。おっしゃるように、過去問研究→対策というのが塾の腕のみせどころ、その過去問の分析において「量」があることももちろん大切です。でも、「質」の研究として、一度や二度でもテストそのものがあれば、また、他の例も集めれば、だいたい「このレベルならばこうだな」という当りはつけられます。 続きを読む
個別相談 2-055 低学年の分野が抜けていた(小6 女子)
「××」さま
いくらスパイラル方式だとはいえ、学年が上がっていくと、既習範囲で忘れているものがあるのは当然です。
過度につめられた講義や宿題をいったん「空白」にする時期があってもよいのは確かなのですよ。
昔々、高校入試ですが、超スパルタの塾で灘高合格者数日本一のところがありました。そこは入試前日は、まったく授業せず、「前日は自分なりにじっくり何かやりたい勉強をして、明後日試験会場に来なさい」という方針でした。
たいていは前日というと「前日特訓」まで設定されてギリギリいっぱいまでひっぱっているのにそこは前日を「空白」にしていたのです。 続きを読む
個別相談 2-054 漢字の学習方法について (小4 男子)
「××」さま
語句系の勉強は色々な方法があります。
かんたんに短文書け、といってもなかなかしない子もいます。小3くらいまでは強いる必要もないのですが、小4の秋が深まるころには、ぼつぼつ、計画的に入試も視野に入れた方法を取り入れ始めてもわるいことはありません。
語句系の学習は、他の学習の視点と同様、「先取り」か「掘り下げ」かの択一があるとするならば、「掘り下げ」をおすすめします、とは前にも申しました。 続きを読む
個別相談 2-053 転塾を検討している。(小4 女子)
「××」さま
入試のお悩みは、ほんとうに人それぞれ。くだらない悩みなどありませんよ。
まず、事の始めに「希」を選ばれた理由は何だったのでしょうか。
しろくまは、講師時代、悩んだときは、もともと本来の出発点に立ち返ることをいつもおすすめしていました。そして、そのもともとの思いを変更するにいたる要素が何かを心の中で整理してみるのです。 続きを読む