日別アーカイブ: 2010/03/17

~しろくまの入試問題分析~ ⑩(神戸女学院中)

~しろくまの入試問題分析~ ⑩

神戸女学院中の「レベルの高い国語の問題」は、なんといっても物語文に集約されます。記述も記号も、ほんとうによいポイントをついてきます。
甲陽と同様、読み手の「精神年齢」の高さを要求するものといえそうです。これは何度も強調しますが、やはり甲陽と神女は、国語が得意である、ということが有利とまでは断言しませんが、わりと必要な条件であるような気がします。
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~しろくまの入試問題分析~ ⑨ (神戸女学院中)

~しろくまの入試問題分析~ ⑨

平成21年の第一問の問7ですが、これも「類似表現型」の選択肢です。
実は、選択肢問題の解法は以前に

「国語が苦手な子を持つ保護者のための技術講座」

というのを何回かにわたって紹介したことがあります。
その中で、⑦以降が「記号選択問題対策」の話だったと思いますので、一度改めて読んでみてください。 続きを読む

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~しろくまの入試問題分析~ ⑧ (神戸女学院中)

~しろくまの入試問題分析~ ⑧

今回から神戸女学院中です。
さきにお断りしておきますが、このシリーズは、あくまでも国語が苦手な子、を意識しております。前回の甲陽のものでいうなら、まだまだ抽象化はできますよね。

「つばめが鳴くことに気が付いた」→「思わぬことに気が付いた」
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~しろくまの入試問題研究~ ⑦ (甲陽)

~しろくまの入試問題研究~ ⑦

もし、よければ、過去問集や「赤本」を手元に置かれ、しろくまの解説と対照させながらお読みくださいな。(物語文は長いので抜き出しにくいのですいません)

甲陽の物語文は、まずは「理由説明題」の訓練から入れば有効である、と、説明しました。 続きを読む

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~しろくまの入試問題研究~ ⑥ (甲陽)

~しろくまの入試問題研究~ ⑥

さて、今回は甲陽の文学的文章に関してです。
まずは、「概観」してみますと、ここ三年間、共通していえることは二点で、

① 主人公が「私」である「主観型」の物語文が出題されている
② 設問の25%が「理由説明」題である 続きを読む

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