(質問記事番号 【1526006】 投稿月 12月)
「××」さま
ちょっと出かけていてレスが遅れてしまいました。申し訳ありません。
「今までは本気になっていなかった」と本人が口にした以上、まだまだ手遅れではありませんよ。
おっしゃるように、復習・見直しの「雑」さに原因はありますが…
たとえば、模試などの見直しは、お子さんのようにわりと表面的でもかまいません。あ、ここはこんな失敗した、これはわからなかったな、という感想が出る程度でもよいのです。
よい機会ですから、本人としっかり向き合い、怒るのではなく、感情的にならず、しっかりと残りのタイムスケジュール(○○中まで何日、××中まで何日)を表にして、さらに、その受験予定の中学の過去問を3年分しっかりみて、「毎年出ている問題」「5年間に出ていない分野」をしっかり分類してみましょう。
たとえば、算数など「旅人算」などは毎年出題されていませんか? そういうのは小5くらいにさかのぼっても集中して学習していく… とくに理科などは傾向分析しやすいので、過去問3年をよ~くみて、「一週間はこの単元を集中するぞ」というテーマを二つくらい見つけさせてください。
今から一週間は「志望校頻出分野」を選択し、そして集中して取り組ませる、ということが大切です。
この話を明確にしてやってください。あいまいではなく明確な目標と指示をすれば、この時期の男の子であれ女の子であれ、しっかり取り組んでくれますよ。
「赤本をみせる→傾向分析→できる分野とできない分野の発見→テーマを二つ選択→一週間はそれに特化」
やれやれ、とせまってもなかなか腰を浮かせない子はたくさんいます。明確な、できるだけ具体的なテーマをしぼって短期集中… その流れの中で次やるべきことも浮かび上がり、意識も高まっていきます。
また、設定時間は短くてもよいですよ。20分で問題一つ、教科をかえてまた別の問題20分で一つ、でもよいのです。本人の取り組みやすい形でとにかく勉強時間を増やす…
一教科の勉強時間を増やすより、他種類組み合わせてトータルの時間を増やすほうが直前学習には適しています。
何か追加質問があればどうぞ。
(保護者の方よりレスありましたが、そちらの回答は別記事にしました。)