日別アーカイブ: 2010/03/20
個別相談 2-140 算数が出来ない。受験をあきらめた方が良いのか (小5 女子)
「××」さま
公立中学回避型の入試、というのは、むろんけっこうありますし、昔、しろくまがいた塾は兵庫県にありましたから、女子の多くの方がそうでした。
さて、算数が苦手で塾の先生から受験はあきらめたほうがよい、と、言われたとのことですが…
少し整理させてくださいね。 続きを読む
個別相談 2-139 成績が上がらない (小3 男子)
「××」さま
現在3年、ということは今年4年になる甥っ子さんですよね?
成績不振、ということでご心配だとは思いますが、小3・小4あたりの「国語の成績」というものは気にしないでやってください。
そもそも低学年の段階で、国語の何が測定できるのか、というと、せいぜい語句系の知識量ですし、それもしっかりと日常生活の中で使いこなせるかどうかという「定着度」ということに踏み込めば、ちょっとあやしいものです。 続きを読む
個別相談 2-138 灘コースか甲陽コースか (小5 男子)
「××」さま
塾によって志望校合格のためのプランニングは色々あり、当然、実績を背景として、こういうやり方でうちは数を出してますっ!
という部分がありますから、どの方法が一番よい、というのはなかなか判定はしにくいものです。
「灘・甲陽」と一括りにすることのメリット・デメリットは色々です。 続きを読む
個別相談 1-137 国語が苦手 (小4 女子)
「××」さま
新小5になろうかというとき、学年のかわりめには、いろいろなお悩みが出るかもしれません。
深刻なものもあれば、ほんとうは気にしなくてもいいこと、色々です。
新小5になろうかいう時期に、「あと国語だけ」とお悩みの方も多いと思います。
まず第一に、そういう「形」になることは、むしろフツーだと思ってあげてください。
前から申しますように、「受験の国語」は、もともと小学生に無理を強いている部分が多いのです。
昨今、塾の低学年化がすすみ、子どもの「発達段階」を無視して、とまでは申しませんが、十分に考慮せずに国語の学習が浸透していっているように個人的には思っています。 続きを読む
しろくまさんからの手紙 試験終了後
関西では、ほぼ入試は終わろうとしています。合格された方、ほんとうにおつかれさまでした。
しろくまの時代は、完全統一入試… 三倍の倍率があれば、受験者の三分の二が不合格で、その多くが「全落ち」という時代でした。ですから、全落ち、という覚悟というか前提で受験される方も多くおられました。
最近は併願可能な学校がふえ、またそれらがそれぞれにがんばって実績を出していることもあり、子どもの可能性の選択肢の幅が広がりました。
でも、メリットはそのままデメリットにもなり、併願校が増えた分、もちろん不合格の回数も増え、そしてすべて不合格で入試を終える、ということも少なからずあります。
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