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日別アーカイブ: 2011/02/16
~そして、また、入試が始まる~ ⑤ 中学入試の「社会」の話 (その5)
~そして、また、入試が始まる~ ⑤ 中学入試の「社会」の話 (その5)
さて、長く続いた「社会」も今回で終わりにします。
公民分野のうち、中学入試では「経済」分野は出題されません。ただ、時事問題とからめて、円高や円安、銀行などのお話は、学校によっては出題される場合があります。
1ドル=100円 → 1ドル=80円
え? 円安? という子ども、いますもんね。「円」だから1円あたりの変化を考えればよいわけで
1円=1/100ドル → 1円=1/80ドル
1円あたりの値打ちは高くなっているからこれだと円高ってわかりそうです。
昨年の話ですと、ギリシアの経済危機で、ユーロに対して日本は円高となりました。このような話だと、時事問題として出題されてもおかしくはありません。さて、今年の日本の経済はどうなるんでしょうね。よい話が中学入試で出題されるようになってほしいものです。 続きを読む
~そして、また、入試が始まる~ ④ 中学入試の「社会」の話 (その4)
~そして、また、入試が始まる~ ④ 中学入試の「社会」の話 (その4)
今回は「歴史」です。
歴史分野は、どこの学校の先生にお話しを伺っても、「受験生はよく勉強しています。歴史が平均点を上げています」とおっしゃっていました。
とくに男子校の先生は、「いや、歴史分野は採点楽ですよ。ほとんど○ばかりです。」と言うてはりました。
それは、なんとなくわかります。好きですと「量」も苦になりません。いや、それどころか子どものほうがもっともっとと「量」を求めますよね。それからどうなったん? なんでこうなったの?
などなど、後輩の社会の講師は、授業後、いつも男子の質問攻めにあっていました。そうなると、とうぜん、だんだん奥深い話になっていきますよね。そんな質問が出るのがわかると、もう講義中にそういう話を織り込んでいく… 社会特訓の組が上のクラスになると、話す速度を速めても子どもはついていけますから、いきおい「量」も増えていく…
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~そして、また、入試が始まる~ ③ 中学入試の「社会」の話 (その3)
~そして、また、入試が始まる~ ② 中学入試の「社会」の話 (その2)
~そして、また、入試が始まる~ ② 中学入試の「社会」の話 (その2)
さて、塾の社会は、もう1つのパターンがあります。
X 4科目で1セット
Y 3教科で1セット 社会はオプション
最初から、4教科はセットになっていまーす。バラ売りしませーん、というところ、あります。(関東では多いのではないでしょうか)
関西では、てっぺんの「灘」が3教科であることもあり、兵庫県系の塾は「3教科」が基本講座で、社会特訓という形式で任意に選択、という場合が多いのです。
塾を選ぶ場合は、志望校に合わせて、どういう設定なのかをしっかり確認しておく必要はあります。
さらに複雑なのは、これらの設定は学年によっても変わる、というときがあるようですよね。
小1・小2は「算・国」、小3・小4は「算・国・理」、小5からは「4教科1セット」みたいなXのパターンもあります。 続きを読む
~そして、また、入試が始まる~ ① 中学入試の「社会」の話 (その1)
~そして、また、入試が始まる~ ① 中学入試の「社会」の話 (その1)
また、新しい学年が始まります。新しい「始まり」は希望もありますが、ちょっとした不安もありますよね。
これから何回かにわけて、「ちょっとした不安」の話をしていきたいと思います。
最初のシリーズは「社会」のお話を…
なんで「社会」の話を? と、お思いになられるかもですが、やはり、中学入試においては「社会」は特別な存在になりますよね。
だって、3教科校と4教科校があって、あたりまえですが3教科なら社会は不要になる(最近は算・国・社の選択もあって、しろくまは驚いていますがまだ多数派ではないですよね)…
志望校を選ぶとき、校風やら子どもに合ったところを探した結果、1つは4教科校でもう1つは3教科… そんな場合、社会をどうするか悩みますよね。
けっこう学校選択の「迷い」に「社会」をどうするか… というのは、現実的な悩みになります。 続きを読む