日別アーカイブ: 2011/07/09
理科について (2010年9月)
「××」さま
この時期、入試のシミュレーションの講座や演習が行われます。冠模試や冠イベント…
あれらは、両刃の剣で、「できる」子、「できた」子は勢いがつき、「できない」子、「できなかった」子は勢いがそがれます…
できなかった場合、それらが、志望校変更、具体的には下方修正、を誘うものになる場合がけっこうあります…
やっぱりだめか… 志望校を変えようか…
何度も強調しますが、「冠」は、あくまでも塾がつけたものであって、「残念ながら不合格」と思われる必要はまったく無いのです。
模試は合格するための「材料」、「苦手や未習熟単元」の測定装置にすぎないでのです。
たった一枚の、「●●中学プリント」などの数字で、合否が決まってたまるもんですか!
入試は「トータル」でするものです。むしろ、できている場合のほうが要注意。冠模試や冠イベントで「おれはいける」なんて勘違いして本番実力を出せずに不合格になってしまった子、しろくまはたくさん知っています。できていない、わからないものをたくさん集めて整理し、きっちりとまとめていったものが力をつけていくのですよ。
理科はこの時期(もちろん社会も、とくに地理)は、そういう「後ろから追いかけて整理していく」というのがどれほど効果を発揮するか… 続きを読む
社会の追い上げを考えているみなさまへ
(しろくまさん【1874260】 2010年10月)
「××」さま 3教科校をめざしていて4教科に変更したみなさま また、社会の追い上げを考えているみなさま
おぼえれば、たしかにすみます。でも、やはり、能率、とまではいいませんが、無駄なくうまくまとめていくことは大切です。
とくに3教科受験をめざしていて、4教科に変更、という場合、たいていは、3教科のどこかの分野にも問題はかかえていて、それを補強しつつ、社会にも取り組まなくてはなりません。
「追い上げの秋」だからこそ、今まであまりまとまってお話ししてこなかった「社会」のことも、もう少しツメておきますね。 続きを読む