日別アーカイブ: 2012/11/29
個別相談 6-103 心情理解が苦手 (小4 女子)
「××」さま
読書と小4、というのはだいたい「分岐点」のときなんですよね。
しろくまの知っている子たちも、小6のときに「いま、読んでいる本みたいな本はいつごろから読み出しているの?」という問いにはたいていは「小4のときかな」という回答でした。
その子の場合は、江戸川乱歩とモーリス=ルブラン、つまり「少年探偵団」と「怪盗ルパン」だったわけですが、小4のときに読み始めて、その延長線上に小6の読書の「質」があるように思いました。
その意味で、「小4のあたりにどのような本と出会うか」というのが後々の読書に大きな影響を与えそうです。さらにその子の場合は、仲の良い友達が、推理小説が好きだった、ということから「影響されて」自分も読むようになったそうです。
とうとう小6になったときは、自分で推理小説を書いたりして、よく読ませてくれました。 続きを読む