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カテゴリー別アーカイブ: 国語
個別相談 6-107 プレテストが出来なかった
「××」さま
たしかに、入試も近づき、そこで模試やテストなどで大きくコケてしまう、あるいは、え?? 何これ? というような問題を目の当たりにしてしまう… そりゃお母さんどころか本人が一番ショックです。
そういう場合の最良の対応、というのは、「こんなもんぐらいたいしたことない」とまず、親が大きく構えてやることです。
小5や小4で大きく失点したときは、少々いっしょに動揺してもらっても回復までの「時間的」「精神的」余裕がありますが、小6のこの時期は親はどれだけ動揺しても、そのことを顔に微塵もみせない、というのが大切です。
「こんなもんくらい受験にはよくあることだよ」
と、まず大きく出てやったうえで、
「でも、どこが失点しているのか、どういうところができていないか、ちゃんとみておこうね。よかったやん。実際の入試じゃなくて。」
というような話をしてやるのがよいのです。
実際、プレテストというのはメリット・デメリットがあり、デメリットとしては、やはり、「初見問題で動揺すると自信を失ってしまう」というのがあります。
併願校で、かつ第1志望よりも偏差値が低い学校ですと、とくにその「動揺」も大きく、気持ちの切り替えなどに時間と手間がかかってしまう場合が多いのです。
何か、一つの教科に大きな苦手や弱点をかかえている子は、あまりプレテスト系のテストは受けさせないほうがいい場合もあります。 続きを読む
個別相談 6-103 心情理解が苦手 (小4 女子)
「××」さま
読書と小4、というのはだいたい「分岐点」のときなんですよね。
しろくまの知っている子たちも、小6のときに「いま、読んでいる本みたいな本はいつごろから読み出しているの?」という問いにはたいていは「小4のときかな」という回答でした。
その子の場合は、江戸川乱歩とモーリス=ルブラン、つまり「少年探偵団」と「怪盗ルパン」だったわけですが、小4のときに読み始めて、その延長線上に小6の読書の「質」があるように思いました。
その意味で、「小4のあたりにどのような本と出会うか」というのが後々の読書に大きな影響を与えそうです。さらにその子の場合は、仲の良い友達が、推理小説が好きだった、ということから「影響されて」自分も読むようになったそうです。
とうとう小6になったときは、自分で推理小説を書いたりして、よく読ませてくれました。 続きを読む
個別相談 6-101 後、国語だけ (神女志望)
個別相談 6-100-01 漢字・語句の身につけ方 (小6)
「××」さま
まず、漢字・語句のお話しに関してですが…
夏休み前、あるいは夏休み中に、ガクっと成績を落とした子も、模試をしっかり分析して、それに応じた勉強を易問流し+難問じっくりで対応していけば、秋には持ち直します。で、持ち直した段階の「微調整」に1~2週間ほど時間をいただいて、夏休み前、あるいは春休み頃に学習した範囲の「暗記物」を復習する、ということをすればよいので、あせらずとも、「想定の範囲内」のできごとですよ。だいじょうぶです。 続きを読む
個別相談 6-099 洛南の漢字
「××」さま
レスが遅れて申し訳ありませんでした。どうか、「あつかましく」とか「ご指導」とかおっしゃらずに。
気楽にお声かけくださいな。
「通りすがり」さまから、よきご本を紹介いただけて、よかったですね。いろいろ多くの人からお知恵やご意見が紹介いたたげる、というのもこのような掲示板のよきところです。
できるだけ、しろくまなんぞも一つの情報源にすぎませんから、多角的に、いろいろな方向にアンテナをはりめぐらせてくださいね。
精神科医で受験のご本も出されている和田さんは中学入試の成功は
ヘッドワーク・ネットワーク・チームワーク
の結晶だ、と、いうようなことおっしゃっておられますが、すぐれた見識だとしろくまも思います。ただ、しろくまはこれにもう一つ、
フットワーク
も、加えたいと思っています。足でかせぐ情報、というわけですね。ここは100%お母さんが汗をかく部分です。(まぁ、現在はネットがありますからフィンガーワークかもしれませんが)色々な方法でたくさん情報を集めてください。
洛南は、昔は二日間入試のときがあり、第1日のものが語句系が多く出ていました。一日入試に変更するにあたって、出題者の先生方もいろいろ考えられたのかもしれません。独立型にするか、文中型にするか… 続きを読む